Eコマースサイトで,「目的の商品を見つけることができない」,
「注文方法が分からない」などの理由により購入をあきらめてしまうユーザの
割合は40%以上にも上り,2000年度のクリスマス商戦での売上げの損失は,
全世界の総計で140億ドルに上ると推定されている。
雑誌富士通より

富士通が、雑誌富士通の中で、Eコマースにおけるユニバーサルデザインの
必要性を説いている。その上で彼らが提案するのは、シナリオウォークスルー法
の重要性である。シナリオウォークスルー法とは WEBユーザーをあらかじめ想定
しておき、このホームページの来訪者にはどんなストーリーが考えうるか、を検証
することでユーザビリティを高めようとする手法である。
例えば,おもちゃ販売サイトで「おもちゃを購入する」という課題に対して,
「おじいちゃんが,2週間後の孫の誕生日のために,テレビのコマーシャル
で見たおもちゃを探す」というシナリオを抽出する。このシナリオには,以下
のように非常に多くの評価項目が含意され,効果的に問題抽出が可能に
なる。
・おじいちゃんが操作できるか?
・孫が気に入るかどうかの判断材料はあるか?
・誕生日に間に合うか簡単に分かるか?
・誕生カードを送ることができるか?
・送り先を登録することができるか?
・コマーシャルの言葉で探せるか?
このようなシナリオは,無論,無限に存在するため,体系的に抽出する
必要がある。
しかし、ほとんどのWEBがこのシナリオウォークスルー法で構築できていない
のが現状だろう。ターゲットとする層が拡散すればするほど、この傾向は高い。
ぼんやりとしたターゲット層、という形だろうか。
つまり、「なんとなく、そこもターゲットになりうるよね。」という形式でターゲットを
考えていると、そこのシナリオを踏まえた上でのWEB構築を考えなくなる。
あなたのターゲットに対する当たり前のフォローアップ。
それを追求する当たり前の姿勢が、売り上げを急上昇させることにつながるのだ。
投稿者 窪田望 : 2005年02月17日 01:08
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