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さあ、これを着てごらん。
1、2、3。これで君も立派なシニアだ!!!

シニアになれる体験が擬似的に出来る講習会がある。その名も
インスタントシニア。体が思うように動かない体験をすることで、
もっとお年寄りに優しくしようという趣旨のもの。
しかし、このキャッチコピーは何とかならないものか。
未来体験。
いや、すごい微妙。シニアになることを誇れるような社会を、という私の
思いからするとすごい微妙。確かに、未来はこうなる、ということは分かるが
これは自分の人生に悲観的になってしまいそうだ。シニアになることに悲観
的になってしまいそうだ。
違う。「シニアになること。それは本来喜ばしいことなはずだ。60歳は3回目の
成人式だから、もっとハッピーに・・・。」と言い続けている私からすると、この
コピーは非常によろしくない。
しかし、こういう施策自体は、多くの発見が出来そうなため、賛成である。
日常の中でいつもは全く気付かないで生活できているが、シニアには
気付いているもの。「もっとこうなればいいのにな」という体験。
それらが出来るというのはやはり、強い。
インターネットでも同じだ。往々にして、プログラマー、デザイナー、web
プロデューサーはシニア自身ではない。しかし、「シニア向けのホーム
ページを作れます」と高らかに宣言する業者の何人が、実際に高齢者の
目を疑似体験しているだろうか。加齢とともに、眼球内の水晶体が変化
していく。そのため、実際に見えている画像を見るためには水晶体透過
率を元に画像を編集し、疑似体験する必要がある。
弊社は毎回、それを行っている。インスタントシニアの体験を擬似的に
行い、その上で専門家集団が御社のwebサイトを構築する。しかし、
間違えてはいけない。
シニア体験で、洗い出すべきところはあくまでアクセサビリティや
ユーザビリティーといった観点であって、それだけだ。それに+αする
エンターテインメントを構築する必要がある。
ただ使いやすいサイト、ただ見やすいサイトに終わってしまっては
いけない。又、来たくなるサイト。楽しくなってくるサイトにしなくては
いけないのだ。
投稿者 窪田望 : 2005年03月18日 19:23
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