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若いことがいいことだ、という思想、それは『好若思想』と
呼ばれる。それに対し、反対に老いたことはいいことだ、と
いう思想、それは『好老思想』と呼ぶ。
そうした際に我々は基本的には『好若思想』の社会に生まれ
育っている。しかし、実はこの思想が喜ばれたのは古代と近
代だけだ、と堺屋太一氏は「高齢化大好機」の本の中で言う。
中世では西洋でも東洋でも尊敬する人は年齢以上に老けて描
かれている。キリスト経の十二使徒の顔を見ると、ほとんど
が中高年に描かれている。しかし、実はキリストは33歳で亡
くなっている。もう少し若めに描かれてもいいはずだが、そ
うではない。少し老け気味。
また、東洋における七福神さまも基本的には年寄りが多い。
経験をつんだ人に福がある、という思想が強いからだという。
しかし、よくよく考えると、『好老思想』とは人生の先輩に
敬意を示すという当たり前のこと。
そろそろ、『好老思想』が日本に復活してもいいのかもしれま
せんね。
投稿者 窪田望 : 2005年10月03日 20:12
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