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村では男女ともに50歳で村の老人の仲間入りをする。仲間入りの儀式は
男女ともに、礼物を持参して守護神への拝礼を行い、集まった長老たち
に挨拶するというものである。しかし、実際には49歳で行われる。それ
はベトナムには日本と同じように49歳は厄年と考えられており、その年
齢で死ぬ人が多いということで生前に老人になれるようにする措置であ
る。
しかし、50歳はあくまで老人の仲間入り。まだ先は長い。長老としての
扱いを受けるのは70歳になってからなのだ。70歳のときに『七十老』、
80歳のときに『八十老』、90歳のときに『九十老』になる祝いを、大亭
と家庭で盛大に行われる。
しかも、70歳以上の高齢者には名前の横に「ク」をつけて呼ばれる。「ク」
は敬意のこもった呼び方である。
このようにベトナムには年をとることをステップアップと考える社会的
インフラが整備されている。年をとることを悲観するのはやめて、楽しむ。
そのためにはどんな「儀式」がありうるだろうか?
投稿者 窪田望 : 2005年10月05日 20:35
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