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お年寄りの立場で考える「PARSON CENTERD CARE」という発想 2008年6月17日

認知症の世界に「PARSON CENTERD CARE」という考え方がある。それはイギリス生まれのケアの仕方。認知症に対しては画一的なケアをすることは難しく、その方その方に合わせたケアをすべきというものだが、その考え方を元にされた“DCM(ディメンシア・ケア・マッピング)法”と言う考え方が興味深い。

「認知症の人の状態はケアを表す鏡」との考えのもと、DCM法では、施設や病院での認知症のある人の行動やことば、状態や人とのかかわり方を記録・分析する。認知症の責任の所在を「利用者」ではなく、「施設側」「家族側」に設定した上で考えるという、とてつもなく潔くタフな考え方だ。

このDCM法の方法をご紹介しよう。まず、行うのは徹底的な観察だ。食堂・フロア・廊下などの場所で
認知症高齢者の行動を5分間隔で6時間観察する。25項目の行動カテゴリーについて6段階評価をつける。-5,-3,-1,+1,+3,+5の6段階評価だ。

例えば周囲とよく話しながら明らかに楽しんで食事している場合は+5。
楽しみながら食事している場合は+3。などといった調子だ。

そして6時間かけて、利用者を徹底的に観察することで得られる行動の様子を職員にフィードバックする。

確かに何事も注意深く観察すると多くを気づくことが出来る。介護の世界は人と人とのコミュニケーションの世界だ。コミュニケーションの世界において、注意深く観察を行えば、確かにあらゆる改善案が見つかる可能性はある。

注意深く徹底的に6時間観察してみる。
このアプローチは他の事例においても応用が出来そうですね。。。(すごくしんどいですが。)

投稿者 窪田望 : 2008年06月17日 00:59

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